飲食サポート
居抜き譲渡のメリットとデメリット
こんにちは!かえる不動産の齋藤です。
先日バル業態の店舗が閉店するとのことで、内装什器等を大衆居酒屋を経営されている店舗様へ譲渡する仲介をさせていただきました。 一般的にいう「居抜き譲渡」の仲介です。 飲食店の開業した経験のある方はなじみのある言葉だと思いますが、 これから開業される方には、なんだかわかりにくい言葉かと思います。 簡単にいうと、元々その物件で営業されていた方が造作した内装や、厨房設備等を引き継ぐことです。 無償の場合もありますし、まだ設備や内装が新しければ費用をお支払いして買い取ることもあります。 一般的に事業用物件で全く内装(床や壁、天井の他、家具など)が残っていない、躯体むき出しの状態を「スケルトン」物件といいます。 ▲スケルトン状態の物件 この状態で開業をしようとすると、ご想像の通り、内装の作り込みにお金も期間もかかります。 規模にもよりますが、厨房設備を入れると何百万~1000万以上も費用が余計にかかってしまう…なんてこともあります。 よっぽど準備資金に余裕がないと、なかなか難しいんじゃないかと思います。 居抜き物件はその点内装も、厨房設備もそのまま残っているわけですから、改装や設備の入れ替えで開業が可能です。 しかしいいことばかりではありませんので、下記にメリットとデメリットを整理したうえで注意事項などもご紹介したいと思います。 ■居抜き譲渡のメリット ①初期費用(改装費、厨房設備投資等)が安く済む ②改装工事が短期間で終わる可能性があり、早く開業できる ③元々飲食店物件なので、大家さんとの交渉もスムーズにいくことも多い ■居抜き譲渡のデメリット ①そもそも情報として出ている物件の数が少ない ②水回り、設備、家具等の配置が決まっているので、自由性がない ③設備の状態が不明瞭なことが多く、後から思いがけない修繕費用がかかることもある 以上がメリットとデメリットです。 「やっぱり費用は出来るだけ抑えたい」これは誰でも思うことだと思います。 出来れば居抜き物件で、自分の理想の店舗を見つけたい!そんな方がほとんどですよね。 でも居抜き物件でも、ちゃんと確認しておかなければ、実際と違う、後から費用が余計にかかった! そんなトラブルも少なくありません。 かえる不動産では、居抜き譲渡物件を取り扱っています 。 デメリットをしっかり理解したうえで、お客様と一緒に不明瞭なことや、お客様の理想としている店作りを一緒に考え 開業をサポートしていきたいと考えています。 物件情報サイトで気になった物件、実際どうなの?どんな風にチェックすればいいの? と不安になっている方も多いと思います。 弊社取扱いの物件でなくても、ご相談に乗れることはたくさんあります。 物件探しから、店作りまでしっかりサポートさせていただきますので、もし不安なことがありましたらお気軽にご連絡、ご相談下さいませ! ちなみに先日仲介させて頂きました居抜き物件は、バル業態から大衆居酒屋にイメージチェンジをされ、大変繁盛されておりました。 活かせるところは活かして、変えるところは変える。 そのメリハリがお見事でした! これからも応援させていただきたいので下記にご紹介させていただきます! 『大衆居酒屋おにやんま仙台本店』様です▼ 「ちょっと一杯飲んでく?」そんな入りやすさを感じる入口♪ ついつい長居してしまう店内♪ 『大衆居酒屋おにやんま』様の4店舗目の開業をお手伝いさせていただきました! 是非皆さまも店作りの参考に、足を運んでみてください(^-^) 詳しくはコチラ➡https://oniyanmahonten.owst.jp/ 代表取締役 齋藤尚子 |