かえる不動産株式会社

  • 相続サポート
  • 空き家になった「実家」の相続についてお手伝いしています

    最近のお仕事の話です。

    空き家をどうするか?というご相談を受けます。
    ご相談の多くはご両親が住まれていた「実家」です。

    ご両親がお元気なうちは実際に住んでいるお家の事は話題にしにくいものです。
    「なんだか相続の事とか話題にするのはタブーな気がして・・・したことがなかった」
    と言われる方は少なくありません。

    あたり前の心情だと思います。
    ずっと過ごされてきたお家で、慣れ親しんだ環境で過ごさせてあげたいという親孝行であり優しさです。

    ですが、実際に相続が発生した時に「どうしよう」と悩まれご相談をお受けすることが多々あります。

    二世帯で住まれていたり、活用法や『その後』の事についてきちんとご家族内で意思疎通ができていれば迷うこともないと思うのですが
    多くのご相談は空き家になってしまって、管理できなくなった物件です。

    特にこの時期はお庭があれば草も生えますし、湿気やカビ、臭いなど住まなくなった家はどんどん劣化していきます。
    窓を開け換気したり、除草や水通し等、空き家であっても手入れすることは大切です。

    そんな時は建物を解体し更地にして売却することは少なくありません。
    不動産を売却することに対して相続人の方々が異論なければ、特に問題ないのです。
    逆を言えば相続人の方々の想いが一致しなければ、相続した不動産をどうすることも出来ずに長年放置されてしまうケースもあります。

    大切なことは「早く」話し合っておくことだと思います。

    私は「住む家」に執着せずに上手に整理をされて余生を幸せに暮らされるご家族も見てきました。
    そのご家族にとっては「家」よりも、どんな環境ならもっと幸せな人生なのか、ということを話されていたようです。
    ご両親が住まれていた家は、ご両親が元気なうちに「売却」するという決断をされ、弊社がお手伝いしました。

    今も笑顔にあふれたご家族の様子は私たちも見ていて理想的だなぁと思わずにはいられません。

    幸せの形は人それぞれ、いろんな環境と状況があると思います。
    一概にお持ちの不動産を手放されることだけではないと思います。
    ただ言えるのは「選択肢が沢山あるうちに」話し合う事は大切だと感じました。

    土地や建物の査定なども行っております。
    もし悩まれている事がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。